●地域通貨とは
『地域通貨』とは、一般的にお互いに助けられ支え合うサービスや行為を、時間や点数、地域やグループ独自の紙幣等に置き換え、これを「通貨」とみなしてサービスやモノと交換し、それらを循環させる仕組みのことです。「法定通貨」である「円」が紙幣や貨幣という“形”で人から人へ、人から企業へ、物と交換したり、サービスと利用したりするのと同様に、「気持ち」や「価値観」を「お金のようなもの」で形にしてやりとりをする「もう一つのお金」ともいうべき働きをするものです。
『地域通貨』は、法定通貨ではその価値を表現しにくい市民のボランティア活動や様々な地域活動や、浦添市の施策を推進するにあたり必要とする市民参加と協力を支援し、
市民の頑張りを地域通貨のポイント数としてわかりやすく具現化します。たまったポイントを様々なサービスや利用者がお互いに交換することで、活動に対する市民の参加意欲を向上させる、あるいは気軽にまちづくりに参加できる環境づくりを促し、浦添市内の地域や市民が持っている潜在的な能力や活力を引出すことを目指すものです。
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●地域通貨の目的
①市民・行政・事業所による協働のまちづくりの実現
厳しい地方財政の状況下にあっても、旺盛な行政サービスに応えるため、単に行政のみが事業を実施するのではなく、これからは『まちづくり』という市民共通の目的のもとに、市民・行政・事業所の三者が集まり、お互いが出来る力を提供し合う事で、まちづくりの推進を目指します。
②コミュニティ活動の活性化
個人ではなかなかできなかったボランティアや、市のまちづくり事業に気軽に参加することで市民同士の交流を促し、同じ価値観を共有できる仲間づくりを通じて地域コミュニティの活性化を目指します。また、入手した地域通貨を交換しあうことで、双方で同じ目的意識を共有するきっかけが生まれ、地域での人の輪の拡大を期待します。
③使って経済活性化
地域通貨「察度」には、様々な活動に参加・協力をする住民によって行われる「まちづくり」を支える協賛事業所があり、地域通貨を使ったサービスの提供を行います。市民が活動を通して得た対価を積極的に地域の事業所で利用する機会が増えることにより、地域内での経済・資源循環の促進と活性化につながります。
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●察度のしくみ
地域通貨「察度」の仕組みは、次のようになっています。

①発行主体
地域通貨「察度」は、浦添市が地域通貨利用券や住基カード等の
ICカードを使って発行・管理を行う地域通貨です。
市民や団体、事業所等の参加申請を受付し、希望者に対し察度のポイントが貯められるICカードを発行します。
察度がもらえる事業やイベント、地域活動の申請を受付し、実施に必要な察度を発行します。
②地域通貨参加者
地域通貨「察度」の輪の中に入ることを希望される方は、市内在住を問わず、また、団体単位でも誰でも参加ができます。
また、「察度」のポイントを貯めるためのICカード等の申請をすると、ICカードの中に「察度」を貯めることができます。
参加者は地域通貨がもらえる「対象事業」に参加・協力をしたり、ボランティア活動を行ったりすることで事業別に定められた察度がもらえます。察度のもらい方は、
地域通貨利用券、またはICカード等へのポイント加算のいずれかとなります。
参加者が入手した察度は、参加者同士や他の市民と自由に交換をしたり、家族や友人にあげたり、まちづくりスポンサーが提供するサービスに御利用頂くことができます。
③対象事業や地域活動
市が実施する事業や、イベント、地域でのボランティア活動等のうち、あらかじめ浦添市に地域通貨の対象事業として申請を行い、認められたものが「対象事業」となります。対象事業については、市の広報や察度専用ホームページ、電子メール等でご案内いたします。地域でまちづくり活動を行っている皆さんも、市役所の各窓口を通じて申請をすることで、地域通貨対象事業とすることも可能です。
④まちづくりスポンサー(協賛事業所)
地域通貨利用券により、様々なサービスを提供することで、まちづくり活動に参加した市民を支える協賛事業所です。
提供するサービス内容はスポンサー毎に変わるので、あらかじめスポンサー紹介ちらしや察度ホームページでご確認下さい。
まちづくりスポンサー登録を希望される方は、あらかじめ浦添市に登録を行う必要があります。
まちづくりスポンサーに対し、浦添市は察度専用ホームページやちらし、ポスターを活用し、その広報支援を提供します。
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●地域通貨を使うには
これまで各地で実施されてきた地域通貨では、「紙幣」の形で流通されるものが多くありました。
しかし、紙のみを使いますと、どうしても「偽造」という危険性を完全に払拭させることができず、自治体が発行するものとしては安全性が保証されないという懸念があります。
そこで、公的に自治体が発行し、安全性が高い『住民基本台帳カード(住基カード)』をはじめとする
ICカード等を使って、様々な事業所で活用されているポイントカードのような使い方で、地域通貨「察度」のポイントを貯められる仕組みにしています。
もちろん、まちづくりスポンサーでの利用や、より簡単な交換の方法として地域通貨利用券を発行し、これによる地域通貨の利用も可能となっております。
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●ICカード等
左が「
住民基本台帳カード(住基カード)」、右が「
察度カード」です。これらを『
ICカード等』とします。
ICカード等は技術的に極めて高いセキュリティ対策が施されており、様々な利用方法が期待されています。特に住基カードはこれからの電子行政サービスの基盤としての利用が期待されています。
地域通貨「察度」では、これらのカードをポイントカード、
地域通貨「察度」のお財布として利用します。
なお、有効期限が切れてしまった
地域通貨利用券は、再びICカード等に戻すことで、地域通貨ポイントとして復活します。
これは、地域通貨全体の流通量を確認することに利用しており、ポイントとして管理された地域通貨は、再び新しく地域通貨利用券として御利用いただけます。
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●地域通貨利用券
ICカード等からポイントを直接利用するためには、専用の端末が必要となります。
しかし、現時点ではその端末の数が限られることや、利用者や各まちづくりスポンサーの利便性を考慮し、補助通貨としての
地域通貨利用券を併用します。これにより、まちづくりスポンサーが端末機器を用意しなければならないといった負担を軽減いたします。
また、地域通貨利用券には、あらかじめ
有効期限が設定されています。
これは、地域通貨の利用の目的の一つが地域経済の活性化にあることから、入手した地域通貨を各まちづくりスポンサーの提供するサービスに利用するにあたっては、できるだけ早く使ってもらうことを促すためです。入手して、交換して、利用する。地域通貨は地域において流通させることにより地域経済活性化に大きく寄与するものです。地域通貨利用券を希望される方は、あらかじめその点にご留意下さい。
なお、有効期限が切れてしまった地域通貨利用券は、再び住基カード等のICカード内に戻すことで、地域通貨ポイントとして復活します。
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●地域再生計画
平成18年12月4日、総理官邸におきまして浦添市が申請しておりました地域再生計画について、安倍内閣総理大臣から正式に認定されました。
認定された地域再生計画の名称は『一人ひとりが輝く男女共同参画のまちづくり』です。
浦添市では、この地域再生計画を踏まえ、地域通貨の対象となる事業をさらに拡大し、市民・行政・事業所のまちづくりに向けてより一層努めてまいります。

この地域再生計画に基づき、平成20年度までの間、引き続き地域通貨「察度」の運用を続けながら、新たなまちづくりの手段や、地域通貨の活用方法を検証し、また、福祉・環境・教育・暮らしの様々な分野における「男女共同参画」のあり方を「てだこ女男プラン」に基づき進めながら、幅広い事業展開を行う予定です。
地域再生計画の詳細につきましては、内閣府の地域再生本部にてご覧頂くことができますので、こちらをご参照下さい。
構造改革特別区域計画の第12回認定及び地域再生計画の第5回認定等について
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●察度について
「
察度」は「さっと」と読みます。
察度は、首里王都以前に栄えた浦添を中心とした琉球王国の歴史に実在の王として初めて姿を現した人物で、中国との交易や産業振興で国を発展させた人物です。浦添市地域通貨は、この「察度王」にちなみ、「てだこ(英祖)のまち」を支え、地域活性化にふさわしいイメージを備えているとして、「察度」を名称に選定しました。
浦添市地域通貨「察度」のキャラクタデザインは、市内在住の大城由乃さんがデザインしました。
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