牧港補給地区返還をにらみ、浦添市では平成8年に作成した『跡地利用計画』の見直しを含む跡地利用計画策定のため、新たに浦添市軍用地跡地利用計画審議委員会を設け、17名の委員の皆さんに審議をしていただいております。

19/06/04
平成19年6月4日(月)
午後2時~
会場 庁議室
〇事務局
開会及び委員会成立宣言
1.副会長挨拶
2.会長選出
大城常夫委員を新たに会長として選出。
3.平成18年度委託調査事業「跡地利用計画策定に向けた戦略プラン」について
○平成18年度委託調査報告書内容の概要説明
○大城会長
戦略プラン、全体の事業に対してのいろいろな課題、ご指摘等に対する対応も示してあります。いかがでしょうか。
○与座委員
PFI方式。これは何かある具体的な民間活用の方法というのか、それを想定していらっしゃるのか。
もう1点は、文化財の事前調査は、今後の見通しはどうか。
○事務局
どのような形でPFIを導入するかは今後の検討だと思いますが、当然、公共施設の整備については各地で検討されていますので、それも参考に検討すべきではないかとは思っております。
もう1点目の文化財の事前調査ですが、返還が決まれば、その返還前に調査させていただきたいというのは、各市町村と連携をとって要請していかないといけないんじゃないかと考えております。
○大城会長
私が1つPFIで調査したのが、パナマの米軍用地の再編成関係です。空港をつくって、空港から都心までに帰る高速道路を民間に開発させた。もちろん道路使用料だけではペイするのはなかなか難しい。街の近くで商業地区を設定して、そこで収益を上げてもらうという形でこのPFIを活用してまして、パナマですけど、開発したのはメキシコの建設会社に高速道路をつくってもらった。そういう使い方もあったということです。
4.本年度の跡地利用計画策定に向けた調査事業について
○平成19年度委託調査報告書内容の概要説明
○大城会長
今年度の跡地利用策定に向けた調査事業。これについて、質問、あるいはご意見がございますか。
○岸本委員
実は、本商工会議所では、跡地利用の特別委員会というのを立ち上げ、あくまでも行政と離れた形で、商工業の立場として研究しているわけですけが、この委員会と我々の委員会とどういうふうにして結びつけられるか考えているわけです。我々が考えているのは、具体的にエリア別に、例えばエンターテインメントのところをやるとか、あるいは、アメリカラスベガスの郊外にあるような、退職後のシニアに対する地域をつくったらどうかとか。いろいろフリートーキングの形を今やっております。それを、こことどういうことができるかということを皆さんにお諮りしたいと思います。
○宮城企画部長
現在、私ども、ご承知のとおり基礎調査等を行う中で、基本的にどういうふうな跡地利用計画を策定していこうかというふうな段階が、今のところです。これが今後、具体的な計画策定段階。それは最終的にはほとんど土地利用計画という形で仕上がってくるというふうに見ているわけです。まだ具体的に返還スケジュールが明らかになったわけではないんですけど、この審議会の中で2014年をめどにその作業を進めていきましょうというようなこととなっておりますので、具体的な土地利用のあり方が必要な段階においてご提案をいただけるのであれば、企業・市民・行政、三者でもって、もちろん地主の皆さん方も含めていい計画をつくっていきましょうという基本的な考え方で、この審議会等を運営しておりますので、こういう審議会の中にタイムリーにご提案いただけるのであれば、またその段階での検討事項に加わっていくというふうに思っております。
○岸本委員
ありがとうございました。
○大城会長
18年度事業の中の進め方を含めて全体構想、あるいはスケジュールが予定をされておりますので、それを踏まえて本年度の事業にご質問がありましたらどうぞ。
○与座委員
始まる前に副会長の宮城國男さんから話があったんですが、今年の3月以降に普天間以南については、国からある程度具体的な話があるんじゃないかと我々も期待していたんですが、これがまだ先延びになっていまして、県自体もまだそのへんのことについて、どこをどういうふうにというふうなはっきりした目処がついてないような状態なんですが、浦添は浦添で独自にどんどん進めていっても構わないんでしょうか。
○宮城企画部長
2014年頃の返還を目途に作業は進めるということで、事務は淡々と進めていきたいと思っております。
○大城会長
国と県からも委員が出ていただいておりますので、何か情報なり、ご意見等がございましたらお願いします。
○山川委員
嘉手納より南1,000ha規模の返還については、県土構造の再編を視野に入れたような跡地利用計画づくりというのが、各跡地において必要だろうというふうに思っております。そのためには、各跡地だけで考えのではなくて、それより南全体を通しているのかというようなビジョンというのが必要になってくるというふうに考えておりまして、主に企画部を中心になんですけれども、全体のビジョンをどうしていこうかということについて、議論を始めようとしているところであり、各跡地においても跡地利用計画に向けてのいろいろな作業が進められておりますけれども、県と連携を図りながら、跡地利用計画の策定作業というものを全体として進めていければというふうに思っております。
○大城会長
国の方は特にないでしょうか。
○白金委員
国の支援策といたしましては、市町村支援事業としてアドバイザー、プロジェクトマネージャー等を派遣をする等の財政的支援を行うということで、各跡地関係市町村に対して援助をしております。
それから、返還の目処については、いつなのかということについては把握しておりませんが、嘉手納以南となりますと、まず普天間飛行場の全面、それからキャンプキンザーにつきましても全面だというふうに考えております。
○大城会長
ありがとうございました。大変、普通は聞けないご意見です、参考にしてください。
○宮城副会長
これまでに返還された軍用地の跡利用計画というのは、平均しても14~15年ぐらいかかっているわけです。なぜそういう長いスパンを要したかというと、それは返還の方法が、まず第一にあるんですね。牧港補給地区は全面返還なので、その対策については取り組みやすいところはあります。
第二に障害になったのは、地籍の不明確地域が存在したんですが、牧港補給地区には不明確地域も存在しない。そして、国がこういう跡地利用計画をつくる場合の、いわゆる所管庁が存在しない等、いろいろな要因があって、いわゆる跡地利用計画というのが遅れてきたわけです。
県の方が現在の制度で非常に難しい。現在の制度にしても、あと5年もすれば消えるわけです。例えば沖縄振興計画特別措置法にしても、軍転特措法にしてもそうですね。そういうような動きはあるのかどうか。そのへんはどんなものですか。
○山川委員
まさにおっしゃるとおりに、県の考え方といたしましても、嘉手納より南の返還というのは非常に大規模、しかも本島中南部都市圏での大規模な返還だということで、まずは跡地利用計画策定というところで1つ大きな問題があり、もう1つは、事業実施体制をどうするかと、財源的にどうするのかという話が、大きな問題だと思っております。現在、これまでの制度の継続や新たな制度の検討も含めて、政府に対してきめ細かな対応というのを求めていくというのが、県のスタンスで、具体的にどういう細かいことを求めていくのかというところは、今、内部でもいろいろな状況を見ながら検討しているところでございます。
○宮城副会長
新たにこの地域については区画整備事業を進めなければならないかと思いますが、その場合にも減歩率の問題等がありましたけれども、今の状況ですと30~40%ということでなかなか地主の合意も得にくいところがあるわけです。この牧港補給地区は、1割は国有地です。
私は、払い下げとか、そういうことも含めて検討すれば、あるいはまた地主の合意とか得やすいところもあるのかなという感じがします。
○我喜屋委員
嘉手納以南1,000haですけれども、県サイドとしては、いつ頃グランドデザインの検討をしているのか。あるいは、今言うように新たな制度。新たな法制度も整備をする必要があるとよく指摘されているんですけれども、具体的な形で動いているのか。このへんはどうなんでしょうか。国や県含めて。
○山川委員
今、2つのことは明確に県の方針として表明はしているんですけれども、具体的にいつかというところまでは、あるいは具体的にどういう動きをしているのかと言われると、なかなか申し上げづらくて、まさに今検討・調整をしているというところです。
また、全体の、どうしていくのかという検討につきましては、今年度企画部が中心として始めますので、このスケジュールとしてどうだということははっきり言えません、そがちらは直接情報を収集してお伝えできればというふうに思っております。
○松川委員
今、財政的に浦添市がこの牧港補給地区274haに実際に、区画整理事業を入れますと、財政的には非常に厳しい。今のような地方行政の財政の中で、実際に果たして短期集中的に区画整理事業を入れた場合に、非常に厳しいということだけは理解していただかないと、どういう形で実施をしていくにしても、県内の行政が担っている財政状況の中では、県あるいは国の方も真剣になって取り組んでいただかなければ、地主の要望、市が要望、市民が要望するような形で、短期集中的な形での利活用は厳しいような感じがします。
そういう意味では、市の方もそういう大きな基本構想、スキームをつくりながら入っていくので、ぜひ国のほうも早めに集中的に取り組んでいただきますように。
○大城会長
県の方は以前に中南部都市計画構想があり、正式にはならなくても国際都市形成構想や返還跡地と関連づけた考え方もあって、それをベースにして現県政の新しい方針を出し、それぞれの返還跡地の性格づけをしていくんだろうと思います。
○野崎委員
今、土地利用の連鎖波及が可能な、そういうコア地域をつくるとありますが、それは非常に重要なことだと思います。
この牧港補給地区を考えてみますと、近くに西海岸の埋め立てがありますから、基本的には全体と言いませんけど、海洋開発とか、そういったようなものを中に入れて考えていく。東アジアをにらんだような開発、中国沿岸部ですね。そういったようなことだとか、エネルギー開発、海洋開発といったようなものをこのコンセプトの中に入れ込んでいくというようなことも大事ではないかと思っております。
5.その他
○5月1日の「2+2」で発表された内容の概要説明
○事務局
「2+2」の5月1日の発表方針ですけど、皆さんご理解しているとおり、今回は施設区域の統合のための詳細な計画に関する重要な発展を認識し、その完成に向けた協議の継続を事務局に指示してあるということで、まだ見えてませんということと、2014年までの普天間飛行場の代替施設の完成は、沖縄における再編全体の鍵であることを再認識したということですので、よりパッケージ論が強くなったというような内容が、ご承知のように「2+2」の今回の内容です。
○審議委員会の今後の開催について
○事務局
今後の審議委員会の開催の予定ですけれども、基本構想の作業の進捗状況を見ながら、また、国や県の動きも確認しながら開催を考えていきたいと思っております。
○大城会長
今日、用意された議題はこれで終わらせていただきます。
それでは、今日の委員会の審議はこれで終了いたします。
(閉会)
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19/06/04
平成19年6月4日
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学識経験者 |
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大城 常夫 |
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琉球大学名誉教授 |
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野崎 四郎 |
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沖縄国際大学経済学部教授 |
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地主会代表 |
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与座 武治 |
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浦添市軍用地等地主会会長 |
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松田 義雄 |
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浦添市軍用地等地主会副会長 |
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宮城 國男 |
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浦添市軍用地等地主会評議員 |
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宮城 吉信 |
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浦添市軍用地等地主会評議員 |
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| ● |
市民代表 |
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比嘉 譲治 |
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浦添市議会議員 |
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比嘉 武宏 |
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浦添市議会議員 |
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岸本 幸博 |
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浦添商工会議所副会頭 |
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我喜屋 宏 |
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浦添商工会議所副会頭 |
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比嘉 透 |
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浦添青年会議所幹事 |
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島田 勝男 |
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浦添市自治会長会副会長 |
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川上 幸子 |
|
浦添市女性団体協議会会長 |
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| ● |
国又は地方公 |
共団 |
体職員 |
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松川 洋明 |
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浦添市政策調整監 |
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日置伊佐男 |
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浦添市企画部西海岸開発局長 |
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白金 義弘 |
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内閣府沖縄総合事務局総務部跡地利用対策課長 |
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山川 修 |
|
沖縄県知事公室基地対策課副参事 |
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